江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
今年もよろしくお願い申し上げます。
新年ももう半ばを過ぎてしまいましたね。
まさに猪突がごとく、毎日が過ぎていく感じです。今年はあれとこれとそれから・・・などという欲張りな計画は、早くも軌道修正が必要な状態です( ´▽`)
さて、寒さ厳しい日が続き 今冬はインフルエンザが記録的な大流行のようです。
3月頃までは、油断できない状況だそうですので、予防注射は今からでもやっておかれた方が良いそうです。
そして、うがい・手洗い・マスク などの予防対策以外にも大切なことが、お口の中を清潔にしておくことです!
大分以前にテレビにも取り上げられましたが、
ある介護福祉施設で歯科衛生士が高齢者に対し、ブラッシング指導や舌みがきを行い、歯やお口の汚れを取り除くといった口腔ケアを週に1回実施したとろ、普通に歯磨きだけをしていた方と比べてインフルエンザ発症率が、なんと10分の1に激減したという報告がありました。
先日検診にお越しくださった方がこんなことをおっしゃっていました。
「今年はインフルエンザが流行っているから、あまり出歩かない方がいいかしらと思い、今日の検診も伸ばそうかとも考えたんの。だけど、やっぱりお口も大事だからと思って来ました。」と。
そうですね、確かにそんな風に心配される方もいらっしゃると思います。
では、なぜお口の中を清潔にすることで、インフルエンザの発症が抑えられるのかを説明させていただきます。
歯垢、歯石、舌苔などから発生するプロテアーゼという酵素が、歯垢にインフルエンザウィルスをくっつきやすくし、そこで増殖してインフルエンザを発症させているからなのだそうです。
口の中が汚れて細菌が繁殖すると、インフルエンザウイルスにとって格好の環境となるのです。
今、お口の健康はあらゆる病気の原因となることが分かっています。いつまでも元気で過ごせるようにお口の定期検診は、きちんと続けていきましょう!
寒い日が続きます、どうぞ暖かくしてマスクもつけてお出かけくださいね。
お待ち致しております。