こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
暖かくなりましたね。桜が満開ですが花粉症でお花見には行けずにいます‥
さて、今年も『歯周病予防デー』がやってきました!
4月4日が歯[し]周病予[よ]防デーとされてから、すぎもと歯科ではフロスを紹介させていただく強化月間とさせていただいています★
日本は健康大国・清潔好きの国民と言われながら、なぜ成人の80%もの方が歯周病にかかっているのでしょうか?
歯周病は、さまざまな原因が複雑にからみ合って起こる病気ですが、一番の原因は、やはりプラーク(歯垢)が落としきれていないことのようです。
最も肝心なのは、歯と歯肉の境目・歯周ポケット内に付着したプラークを落とすことです。
がしかし、普通の歯ブラシだけでは歯の表面はキレイにできますが、歯と歯のあいだ、特に歯肉の内までは頑張って磨いても毛先はなかなか届きません。
そのため、歯肉のなかにスッと入り込み、プラークをかき出すフロスの使用が必要となるのです。
予防先進国では、ごく当たり前になっているフロスを習慣にすることが、日本人の歯周病罹患率を大きく減らす近道となるのでは!と言われています。
とは言え、なかなか習慣づかないフロス・・・
『日本には爪楊枝の文化があるからだ。』と聞いたことがありますが、確かにレストランのテーブルの上にも「爪楊枝」は必ずというほど置かれていますね。
出先では仕方ないとしても、最も大切な寝る前の歯磨きには フロスや歯間ブラシ・ワンタフトブラシをお使いいただきたいですね。
★そこで提案です!
歯ブラシで磨いた後に、フロスなどを使っている方が多いのではないかと思いますが、そうではなく一番集中力の高い「最初」に、磨き残しの出やすい大事な部分・難しい部分をフロスやワンタフトブラシなどを使って集中的に磨きます。
そして、その後にブラシで全体を磨くようにします!
この方法により、同じ時間磨いても磨き残しが半分以下に下がることがわかっています。
特別難しいテクニックなどは必要ありません、順番を変えてみるだけですので、とても簡単に取り組むことができます!ぜひ、試してみて下さい!