こんにちは、江南市すぎもと歯科です。
厳しい寒さが続いていますね、
各地に記録的な大雪を降らせ、またインフルエンザも猛威を奮っています!暖かな春が待ち遠しくなりますね。
さて、今回も皆様からの質問に答えて お届けいたします。
Q 自分が歯周病かどうか、どうすれば分かりますか?
A 1、歯磨きで出血する
2、歯ぐきの色が変わる(赤くなる)
3、以前より歯ぐきがやせた、長くなったと感じる
4、歯と歯の間に食べ物がよく挟まる
5、寝起きに口の中がネバネバする感触がある
6、口臭が気になる
自覚症状がなく進行する!と言われる歯周病ですが、様々なシグナルは出ています(;´Д`)
これらの事に心当たりがあれば歯周病の疑いがあります。それぞれの項目について少しお話していきます。
1.歯磨きをすると血が出る
いつもどおりに歯磨きをしているだけなのに、歯茎から出血する!というのは、歯茎や歯肉が炎症を起こしている証拠です。
歯周病以外の原因でも一時的に炎症が起こることはありますが、毎日のように出血があるとしたら炎症が一時的なものではなく慢性化している、つまり歯周病である可能性が高いといえます。
歯ぐきの色が変わる(赤くなる)
健康的な歯ぐきはピンク色をしていますが、歯肉炎になると血流の悪化が影響し、歯ぐきが赤紫色に変色してきます。
さらに炎症がすすめば、歯茎は膨らんでぶよぶよとした感じになります。
3.以前より歯ぐきがやせた、長くなったと感じる
歯周病になると歯ぐきが下がり、歯の根元部分が露出してくるため、歯が長くなったように感じます。
歯は本来表面部分は、エナメル質という硬い組織に覆われていているため、冷たいものを口に含んだとしても、その冷たさはすぐには伝わるころはありません。
しかし、歯の根元部分にはエナメル質がなく、その部分が出てくることで、冷たいものがしみるようになってしまいます。
4.歯と歯の間に食べ物がよく挟まる
歯と歯の隙間がどんどん広がっていくのは歯周病の典型的な症状です。
繊維質のものなどが歯間部にはさまることは、歯周病に関係なく起こることですが、そういうものを食べた訳でもないのに挟まりやすい場合は、歯周ポケットが大きくなっている事が考えられます。
5.寝起きに口の中がネバネバする感触がある
朝起きると口がネバネバしていることはありませんか?歯周病は夜、寝ている間に進行するのです!
歯周病の原因となる菌は、嫌気性菌といって寝ている間に活発に活動します。それにより歯周ポケットからは歯肉溝浸出液という液体が分泌されます。
そのため朝起きた時は、ネバネバした感触が残っているのです。
寝る前の歯磨きが、一日のうちでも特に大事なのはそのためです。
6.口臭を指摘される
口臭の原因もいくつかありますが、最大の要因は歯周病ですので歯周病が進行している可能性が高いと言えます。
歯周病が原因の口臭は、独特の悪臭がします。
なかなか、他人からの指摘は受けにくいのが口臭です。
それでも言ってくれる家族や身近な人がいたら、すぐさま歯科医院に行きましょう。
人知れず悩むことは無意味です!
ご来院いただければ、すぐ原因を調べ改善することが可能です!!
いかがでしたか?
歯周病は虫歯などと違い、あまり自覚症状がなく進行していくのが怖い特徴です。
これらのことが少しでも気になったら、迷っていないでどうぞ早めにご来院ください!
「もっと早く来れば良かった!」これは皆さんの口から思わず出る言葉です!
何をされるかな?・・・仕事が忙しいし(゜д゜)・・・それほど痛むわけじゃないからまだいいか!?など迷いながらも思わぬ時間が過ぎてしまった方もいらっしゃるでしょう。
「思い切って来てみて良かった(*゚▽゚*)」の声もたくさんいただきます。
『痛くない歯周病治療』ですので、どうぞ安心してお越し下さい。