江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の杉本です。
今日はあちこちで枝ぶりも見事な梅の花を見かけました、風も春めいてきました✽
さて、本日は3日の『日本経済新聞』に掲載された「口腔ケアで健康長寿」という記事からお伝えしたいと思います。
食べる・話すなど口は人にとって根幹の機能を担っています!
これらの機能が低下すると、虫歯や歯周病など口の中のトラブルだけでなく糖尿病や心臓病・認知症など全身の疾病に関わってくるということは何度もお伝えしているとおりです。
特に、高齢者は適切な口腔ケアをすることが病気や介護の予防になります。
そこで長寿のための口腔ケアのポイントをお伝えします。
口腔機能を高めるためには、
*口の周りの筋力 *噛む力
*飲み込む力 *口の清潔度 などを高めることが重要です!
●固いものが食べにくくなったという方
噛む力が落ちている可能性があります。
一口30回は噛むようにするといいそうですが、私も心掛けようとしていますが、できそうでなかなか難しいことです。
そこで、最初の5口だけは頑張って30回噛む!など、無理せず続けられるように行うことがコツのようです。
また、食材を大きめに切ることなども噛む回数を増やすのに有効です。
●口臭が気になる方は清潔度が落ちているかもしれません。
毎食後の歯みがきを丁寧に行うことがまずは基本です。
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシ、フロスなども使いましょう!入れ歯をお使いの方は、入れ歯も忘れず外して専用ブラシで洗いましょう!
口腔機能の維持には健康な生活習慣が大事!
丁寧に磨いているつもりでも 自分だけで確実に汚れを取り切るのは難しいことです。
3ヶ月に1度くらいの定期検診を受けることをお勧めします!
歯周病菌は血液に介入して増殖するため、血液に乗って全身に病気を起こす危険があります。
歯周ポケット内に入り込んだ歯周病菌は、歯ブラシだけではとれません、私たち歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングを受けていただく必要があるのです!
お口の健康を保つと
*口が健康であれば、ご飯を美味しく食べることができます。
*楽しく会話ができたりして、社交的・活動的な生活につながります。
*さらに、食べ物が気管支などに間違って入る「誤嚥性肺炎」を予防する効果もあります。
口の機能チャックのポイントとケア
テレビを見ながらでも出来そうな簡単なものです。気になる方は、お試しください。
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