歯磨きを頑張っているのに… 歯周病がなかなか治らない… 歯周病でお困りのすべての方へ

あなたの歯周病の進行度は?

こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の尾形です!

今までに歯周病についての記事をたくさん載せさせて頂きましたが、
歯周病は慢性病の一つです。
なかなか自覚症状が分かりにくいため、気付かないことも多いのです。

症状が進むほど治療が大がかりになります。早期発見・早期治療がオススメです

次のような症状があれば早速検査を受けましょう!

症状その①

歯肉がぷくっと腫れて、疲れた時などにムズムズすることがある。朝起きると口の中がネバつき、歯ブラシで磨くと出血する。歯肉がやせたり、歯が長くなったりはしていないし、噛む時ににも違和感はない。

歯肉炎になっているのでは?

炎症はおそらく歯肉のみ。セメント質、歯槽骨や歯根膜はまだ破壊されてないでしょう。今ならもとの健康な状態に回復させることができます。

症状その②

歯肉が腫れて、ムズムズするような違和感がある。歯磨きすると歯肉から出血し、疲れると、歯が浮くような感覚が。歯肉がやせはじめ、歯が以前より長くなった。歯が揺れるほどではなく、今の所普通に噛める。

軽度歯周炎になっているのでは?

すでに炎症によってセメント質、歯槽骨と歯根膜が破壊されはじめている可能性大。このままでは、ジワジワと進行していく一方です。外側からの歯石除去で治療できるでしょう。すぐに治療を始めて下さい。セメント質、歯槽骨や歯根膜が大きく失われて治療が大がかりにならないうちに病気の進行を止めましょう。

症状その③

歯肉が腫れて赤黒く、歯を磨くと出血する。歯肉がひどく腫れて痛むこともある。しばらく我慢していると膿が出て治まる。歯槽骨が減り、歯肉がやせて歯が長くなっているし、歯の隙間が開いて、以前より出っぱになってきたようだ。

中等度歯周炎になっているのでは?

歯を支えるセメント質、歯槽骨と歯根膜が失われ、噛む力で歯が動いてしまっているようです。時々起るひどい腫れを放置していると手遅れになる事も!一刻も早く治療をはじめ、炎症を止めて歯を救いましょう。

症状その④

歯肉は黒く腫れ、膿が出る。やわらかい歯ブラシでないと痛くて歯磨きができない。歯槽骨が失われて歯が長くなり、歯が動くので歯に隙間ができ、歯並びはガタガタに。物が噛みにくいうえ、食事が辛いでしょう。強い口臭もある。

重度歯周炎になっているのでは?

専門的な歯周治療を施しても、手遅れの歯もあることでしょう。

残せる歯については気長に治療を続け、抜歯をせざるを得ない場合は、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどのその後の治療計画について歯科医師と相談しましょう。


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