新年明けましておめでとうございます★
今年も皆さんの健康のために、お役に立てる情報をお伝えしていきたいと思いますので、 ( ^ω^)_どうぞよろしくお願いいたします。
さて、年頭にあたり「今年の目標」を掲げた方も多いと思います。そして多くの方が、“健康で1年過ごせますように・・” “家族揃って無病息災で・・”と願ったのではと思いますo(^▽^)o
では、お口の健康についてはいかがですか?
治療中の方は、最後まできちんと治療を続けましょう!\(*⌒0⌒)
今痛くもないし特に気になることもないから・・という方、痛くなるまでそのままですか?Σ(゚д゚lll)
定期検診(メインテナンス)のすすめ
「今日で、治療は終りです。治りました。また、痛くなったり、問題があったら来て下さい。」
治療が終わったあと、こんなふうに言われたことはありますか?かつては、そんな事も多かったかと思います。
でも、それで本当にいいのでしょうか?
このサイトでも、たくさんお伝えしてきましたが、むし歯も歯周病も自覚症状が出るときは、すでに病状はすすんでいます。
特に歯周病は、かなり重症にならないと分からないというのが恐い特徴なのです。
ご自身の歯は、自分自身で守ることができるのです。
まだ「痛みがあってから・・」「何かあってから・・」という従来型の歯科治療を繰り返している方、今年はそんな悪習慣から脱却して、
〈いつまでも健康なお口を維持するために歯科医院に行く!〉と言う考えに変えてみてはいかがですか?
歯周病は再発が多い病気
歯周病は、再発が多い病気と言われています。
その理由の一つにこの定期検診・メインテナンスを受ける!という習慣が日本人には定着していなかったことがあげられると思います。
歯周治療が終了しても、きちんとした管理ができていなければ再発してしまいます。
実際に長期間にわたり歯周治療を行い、いったん健康を取り戻したにもかかわらず、メインテナンスを行わなかったばかりに2~3年後に再発をしてしまい、抜歯しなければならない状態になった患者さんもいます。
患者さんはもちろんでしょうが、私たちも本当に悲しく残念に思う瞬間です゚(゚´Д`゚)゚
歯周病の治療中や治療終了直後は、歯周病菌が非常に少なくなっています。治療終了後しばらくは意識も高く、ブラッシングも非常に注意をし、一生懸命に行っていますが、時間とともにだんだんおろそかになっていってしまうものです。そして、再び歯周病菌が増殖し再発をおこしてしまうのです。
メインテナンスとは、定期的に口腔内を管理することにより歯周組織の健康を維持していくことです。
治療が終了した後は1~3ヶ月ごとの定期検診の受診をお勧めします。
歯周病は主に口腔内の細菌が原因で発病する疾患です。ですから、この細菌を生涯除去し続けることが歯周病を予防し、お口の健康を維持するために必要となります。
歯垢は、毎日の丁寧ななブラッシングでほとんど除去することが出来ますが、深い歯周ポケットの中や歯並びの悪い所にある細菌はブラッシングだけでは除去できません。
これらは私たち歯科衛生士による専門的なクリーニングによって除去する必要があります。
歯周病治療により症状が改善したとしても、そこは一度歯周病に侵されたところです。治ったといっても溶けてしまった骨が元通りに戻っているわけではなく、細菌の数が減り症状が落ち着いているにすぎないのです。
ブラッシングが不充分であったり、メインテナンスを怠ると細菌が増え、活発に活動しはじめ歯周ポケットが深くなり容易に「再発」をおこします。
また、残念ながら治療の限界のため、部分的に治りきらないところが残ってしまうこともあるでしょう。そのような部位でもメインテナンスを継続することにより歯周ポケットがさらに深くならないように、「進行を食い止める」ことができるのです。
私たち歯科衛生士は、歯周病からあなたのお口の健康を守るため、今年も全力で頑張ります!
どうぞ皆さん!かけがえのないご自分の歯を大切にして下さい!
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