朝夕は秋の訪れが感じられるようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 江南市すぎもと歯科 歯科衛生士の尾形です。
すぎもと歯科では、歯周病治療をする際に「顕微鏡検査」を導入しています。
お口の中には目では見えない≪歯周病菌≫が、歯と歯肉の奥深く潜り込んでいる可能性があります。それをご自身の毎日の歯磨きで取り除くことは不可能ですし、歯石を除去する専門の器械(スケーラー)を用いても難しいことなのです。
歯周病菌はどうやって調べる?
歯周病菌は簡単に調べることが出来ます。
お口の中からほんの少し歯垢を採取します、それを顕微鏡で画像に出して拡大して歯周病菌の存在を確認することが出来ます。
歯周病菌の多い方ですとこんな状態に見えます。
さすがに皆さんびっくりされます。
歯肉を赤くし、腫れあがらせる根本の原因である≪歯周病菌≫を除去しないまま、歯ブラシでどんなに一生懸命磨いたとしても、一時的な回復はみられるかもしれませんが、再び歯肉に炎症が起こってくるでしょう。
歯周病を治すには、顕微鏡で口腔内の細菌をきちんと調べ、歯周病菌が見つかれば除去することが必要なのです。
歯周病菌はどうすればいなくなる?
それも簡単です。
3日間一日一回飲み薬を服用していただくだけです。
それだけで、身体の中から悪い≪歯周病菌≫をなくすことができるのです。
≪歯周病菌≫の住処となる≪カビ菌≫は、カビとり効果のある液体歯磨剤[ぺリオバスタ―]を普段の歯磨剤の代わりにつかっていただくことで除去できます。
ずっと継続的に使い続けている方がたくさんいらっしゃいます。
そんな皆さんからの声です……
『口の中がすっきりするので、とても気に入っています。』
『止めたら調子が悪くなったので、ずっと使い続けています。』
『このお蔭で口臭がなくなった!』
などなど
薬で歯周病はなおる・・・
3日間の服用後の菌の状態です。悪い菌は消えています。
こうして、歯肉の炎症につながる細菌を除去した後で、歯肉の中に付着している歯石を除去していきます。
そうすることで、歯石除去の際、歯周病菌を深いところに押し込む心配もなく、また歯肉の炎症も軽減していますので痛みや出血も最小限に歯石除去を行うことができるのです。
≪歯周病菌≫と≪カビ菌≫
を除去するといろんな症状の改善がみられます。
≪歯周病菌≫は、歯や歯肉のお口の中だけに影響するのではなく、全身疾患にもつながっています。
栄養を取り入れる『お口』の中が不潔・不健康な状態であれば、当然体にも悪影響がでます。
≪歯周病菌≫は唾液を介して人から人へとうつります。
自分自身のためにも愛する家族・人々のために、一度『顕微鏡検査』を受けられることをおすすめします。
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