こんにちは、江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の吉村です★
日中はまだ暑いものの、朝晩は涼しくなり秋めいてきましたね。
敬老の日も近くなってきましたので、今回は8020についてお伝えしようと思います。
8020 (はちまるにいまる) 運動も、ずい分と皆さんに知られるようになってきましたが「80歳になっても自分の歯を20本保とう!」という運動です。8020は、健康で長生きするための大切な目標です。
20本の根拠は、20本自分の歯があればほとんどなんでもおいしく噛んで食べることが出来るからです。
歯の健康は、「おいしく食べる」ために欠くことのできないものですが、それだけにとどまらず全身の健康に大きく影響します。
*詳しくは「歯周病と全身疾患の関わり」のページをご覧ください。
誰にでもいつかはくる老後・・・多くの高齢者の楽しみは食べることやおしゃべりすることです。
生涯、健康ですごすためには、バランス良く何でも食べられることが必要です。
8020達成者が増えてます!
2011年で8020達成者が38%になったと厚生労働省が発表しました!
これは過去最高で「歯を失う原因のトップである歯周病を予防する意識が高まってきたためではないか」と言われています。
しかし、残りの6割の人々が自分の歯が20本以下で、入れ歯なしでは食事が摂りずらい!というのも現状です。
年齢別に見ていくと65歳から70歳の間に、平均で10本以上の歯が抜けてしまうそうです!
そして、その原因はほとんどが「歯周病」です!
歯周病の進行速度は人により様々です。
*定期健診を受けているか
*正しい歯磨きをしているか
*喫煙の有無
*ストレスの状況
などによっても進行状況は異なります。
定期検診は不可欠です!
歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。生活習慣病と言われるこの病気は、成人の80%以上がかかっています。
日頃の仕事の忙しさに任せて、”暴飲暴食”や”不規則な生活”など、日常の生活習慣の乱れが歯周病につながりますので、毎日のチェックが重要です。
予防はやる気から始まります。歯磨きなど毎日の手入れと併せて、歯科医院に定期的に通う習慣をつけることが大事です。
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